セカンドオピニオン

専門医,がん,セカンドオピニオン,BRMstage
 癌とは限らず重大な病気で治療までの時間が許すなら、主治医から診療情報提供書(紹介 状のようなもの)を書いて貰い、別の第二番目の医師の考えを聞くために「セカンドオピニオン」をお願いした方が良いと思います。

第二の医師の意見に納得出来ない場合はサードオピニオンもあります。

昔のことですが、ご自身も乳癌患者で術後13年経過した方が、或る乳癌サークルで患者さんの相談を受けていました。私の処にもその方から度々相談が舞い込んできますが、或る日、ご本人が13年経つのに再発されたが意見を聞かせて欲しいと云われました。

その後、彼女は10人の医師に相談して治療方針を自ら決めました。(まるで多数決で決めたようにも感じました) そんな強者の患者さんもいるのです。

しかし、癌治療の場合はガイドラインが殆どの癌で出来ていますから医師の意見は大方は同じだと思ってください。金さえ払えば治してくれる ブラックジャックの様な医師は存在しません。

2014年9月に親戚から相談がありました.
彼女の旦那が検診で異常陰影を指摘され精査したところ胆嚢癌の3a期と診断されたと云うのです。しかも、その病院では手術経験が無いから大学病院に打診しているとのことでした。
直ぐに診療情報提供書を「あかお医院」宛てに書いて貰うよう指示しました。彼女の動きは素早く、その翌日にはあかお医院に行き相談をしました。

CP000829

CTと診療情報提供書を見た赤尾先生は「この手術は普通の外科医では無理だろう。相当なスーパードクターで無いと難しい・・」とN大学のT教授に紹介状を書いてくださいました。

あかお先生に電話で「N大のT教授とはお知り合いなんですか?」と伺うと「いや面識は無いよ。うちの患者を紹介したら元気に戻ってきたから、たぶん本物のスーパードクターだと思うよ」
あら、あら、その程度のお知り合いで大丈夫なのだろうかと思っていましたが、案の定、T教授では無く別の若い医師が主治医となりました。

術前検査の後、試験開腹が行われましたが、肝左葉が小さく、右葉全部を取ることは不可能とされ、門脈にゼラチンスポンジをカテーテルで留置して、右葉への血流を減らし、左葉の成長を待つことになりました。

しかし、第2回目の手術で開腹してみると左葉は少しは大きくなっていましたが、肝炎を起こしている為に左葉だけを残すことが出来ない状況でした。ところが、その若い主治医はT教授に気に入られていたのかどうかは分かりませんが、手術にT教授が立ち会っていてくれて、指示を出してくれたそうです。

手術が終わった後に、その主治医は「他の病院ではたぶん出来ない手術が出来ました」と言ったそうです。

もちろん、9月に相談が有った日からBRMstageは飲ませていますが、そんな事よりも、彼女の「運をつかむ力は何であったか」が大事なことだと思います。

とにかく、素直に指示に従って即刻動いてくれたのが「運」を掴む原動力だったように思えます。

今は、寛解維持のためにティエスワンを内服しながらBRMstageも続けています。

その為にMCVが111にもなっています。この数値の意味が分かる方は少ないでしょうけど・・・

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