全身性エリテマトーデス(SLE)の治験

検査結果全身性エリテマトーデスと診断された、32歳女性、既婚、2児目が双子の為に3児の母に対してBRMstageの治験を行ったのでご報告致します。

【経過】

2014年2月 体調不良の為に近医にて採血、CH50: 42.6(基準値 30~50)、リウマチ因子定量 4 (基準値15以下)抗核抗体価 640倍 (基準値40倍未満) 5月、6月は抗体価 320倍

2016年8月より紹介先の都立病院に転院、「全身性エリテマトーデス」と診断された。

この時の採血で抗核抗体価:640倍 CH50: 53(施設基準値 30~40)、補体C3:76(施設基準値 86~160)、補体C4:17 (施設基準値 17~45)、CRP:0.03 他の検査は正常、体温:正常

当日よりプレドニン10mg/日開始

2016年10月5日 CH50: 53、C3:  81、C4: 15、CRP: 0.04 IgG、IgA、IgMとも基準値

2016年10月19日 CH50: 49、C3:  67、C4: 11

プレドニンの治療効果が無いので「プラケニル」(ヒドロキシクロロキン)を薦められている。

2016年10月24日 BRMstageの治験同意書を取り交わし、同日より治験に開始

使用するBRMstageは製品版とは事なり開発版の「開発番号μ2」及び12月後半より手足の冷えを改善する「開発番号μ3」を使用。

全身性エリテマトーデスに特徴的な顔面の蝶々班無し、関節の痛み軽度有り、補体C3、C4の減少から膠原病の可能性は有るが、体温正常、炎症反応も正常なことから、SLEと断定するには根拠が不足しているように思える。

また、空腹時に低血糖症状を呈するのでインスリノーマを疑い、あかお医院にてエコー実施:インスリノーマを指摘する所見無し。

2016年11月9日 CH50: 54、C3:  90、C4: 20 とCH50は高いがC3、C4とも基準値内に納まる。

担当医からプレドニン中止の指示で減薬を始める。

2016年12月8日 CH50: 58、C3:  90、C4: 22

2017年1月22日 CH50: 55、C3:  83、C4: 20

CH50は施設基準値を超えているが、補体価C3、C4が正常範囲が続いていることで投薬無しの経過観察となった。

【考察】

妊娠中は免疫寛容が強く働くが、第1子出産後より不調を伴う抗核抗体価の高値、補体価の減少と膠原病を示唆する採血結果であるが、SLEと診断するには根拠が不足しているように思えるが、膠原病の初期には現れる症状にも個人差が大きく、SLEで無いという根拠も無い。

使用開始から16日目の検査で補体価が正常となったのは驚きではあるが、プレドニンを使用していても変化が無かったものが正常になったのであり、その後も

正常値のままであるから快方に向かったと思っても差し支えないように思える。

2017年2月現在 治験患者は体調も良く、関節の痛みも訴えない。

※ BRMstageは医薬品ではありませんので、効能・効果を標榜するものではありません。

※ 本治験は治験同意書を取り交わし、採血結果と状況を報告することで無償提供したものです。

 

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